Day17|デザインの指示出しをしよう!

さて、いよいよ制作フェーズに入っていきます!💪

デザイナー・コーダーといちばん関わりあう場面になるので、実際の作業風景をイメージしながら進めていきましょう💪

ご自身がデザイナーの場合はコーダーの作業が、コーダーの場合はデザイナーの作業のイメージがそれぞれ難しいかと思います。それぞれをディレクションの目線で解説していきますね💡

デザイナー・コーダーへの指示出しの実践課題
  • 課題3-1-1 「デザイナーに依頼しよう!」
  • 課題3-1-2 「デザインをチェックしよう!」
  • 課題3-1-3 「クライアントに確認してもらおう!」
  • 課題3-2-1 「コーダーに依頼しよう!」
  • 課題3-2-2 「Webサイトをチェックしよう!」
前提・確認事項

自分で作業をする場合は良いですが、クライアントとのやり取りを直接見ていないパートナーにも正しく漏れなく伝わるよう意識して臨みましょう!

あなたのパートナーは、初めてのクライアントワークということも踏まえて快諾してくれたデザイナー・コーダーさんです。コミュニティで知り合って関係性もある程度は構築できているよく見知った関係です。また、パートナーの二人はそれぞれデザイン・コーディングの実案件の経験がありますが、まだまだフリーランスの道を歩み始めたばかりです。

目次

課題3-1-1|デザイナーに依頼しよう!

実際にデザイナーに依頼する前に、パートナーとの連携や指示出しのポイントを確認していきましょう👍

パートナーを探すタイミングについて

今回はこのタイミングで依頼したという前提になっていますが、本来は依頼が決まったくらいのタイミングで少し先のリソースがあるデザイナー・コーダーを探しておくと良いです!そしてそのタイミングでチャットグループを作っておけると後々スムーズに進めることができるのでおすすめです🙌

内容を伝えたり価格交渉などもすることになるので、もうすぐにでも作業に入れるといった状況になって初めて慌てて探すと作業も停滞しがちです。受注が確定したくらいで目途がつくといいですね!

また、パートナー選びは重要です。本当に信頼していい相手なのか、上手くやっていけるのか、不安になることもあると思います。既に関係性のある人であれば頼みやすくもありますし、お互いに意見のしやすい環境になると思うので、普段から繋がりを作っておくのも大切です!

デザイン指示出しのポイント

それでは、デザインをする際に必要な情報を確認していきましょう!

デザイナーが欲しい情報

デザイナーが欲しい情報は基本的には作成した要件定義書と設計図・WFに揃っています。クライアントの確認が済んだら作業には入れますが、改めてデザイナーの作業範囲と必要情報を確認していきましょう。

大まかに、デザイナーが欲しい情報は以下です。

  • クライアントの詳細な情報
  • サイトの仕様の詳細
  • その他全体に関する事柄

それぞれを確認していきましょう!

クライアントの詳細な情報

こちらに関しては、ヒアリングシートや要件定義、その他テキスト内である程度は確認できるようになっているはずです。ですが、より深い熱意の部分や調べても出てこない情報などでニュアンスが伝わりにくいなと思う部分は別途伝えるようにしましょう。

サイトの仕様の詳細

作成するWebサイトの細かい仕様やその中で注意が必要なものは伝えておくようにしましょう。

例)フォーム、投稿機能(カテゴリ、タグ、サイドバーなど)、使用する素材(確定のもの、選定してほしいもの)、参考にしたサイト…etc

例えばCMSを使用する場合、付ける機能によっては「〇個以上になった時」「要素が空の時」「テキストが2行以上になる時」などを想定しなければならない部分があります。基本的にはデザイナーに任せて問題ありませんが、万が一デザイナーが知らない場合も踏まえてWebサイト公開後の出来上がりを想定しておきましょう。

また、「このサイトのような〇〇がほしい」といった機能があれば参考にしたサイトと共に依頼するようにしましょう。 必ず使用してほしい素材や、そこに入ることを前提に撮った写真などがあればその情報は共有するようにしましょう。

その他全体に関する事柄

その他、上記に入りきらなかった情報として以下のような事柄がある場合は必ず伝えましょう。

  • スケジュールが変更になっている/絶対に譲れない公開日がある等
  • 不確定な要素(テキスト量等)がある
  • クライアントとディレクターとの間で共有した参考サイト・資料等

クライアントとディレクターとのやり取りは通常のプロジェクトではブラックボックスになっていることが多いです。その会話に参加できないことで認識のズレは起こりうるので、「そういやこのサイトを見せた時に感触が良かったな」「ここだけは強調して何度も言ってたな」というような、資料を流して読んだだけでは伝わりにくいかもしれない内容はきちんと共有しましょう。

特に参考サイトにおいてはデザインイメージを握るカギになるので、クライアントとすり合わせたイメージを必ず伝えてください。

デザイナーに依頼しよう!

ここまでの情報が揃ったら、デザイナーに依頼しましょう!

基本的に情報が揃っていればテキストベースのやりとりでも進められるようにはなっていますが、できればミーティングを挟めると温度感が伝わりやすくて良いです。質疑応答もその場で行えるなどのメリットもあります。

必要な情報を伝えたら、最後にスケジュールを確認しましょう。クライアントとどのようなスケジュールで進んでいるか、どれくらいのスピードでやってくれたら嬉しいかといたこちら側の情報と、デザイナー側の予定とをすり合わせましょう。

※今回の課題ではテキストのみで依頼をしてみてください🙆

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