面談記録その①

先日、本プログラムの特典である実案件相談チケットをご利用いただきました!
そのご相談の中で、ぜひ皆さんにもシェアしたいなと感じることがありましたので共有いたします🌟

目次

Q.デザインを学んでいない場合、ディレクターとしてどこまでデザイナーにリクエストしていい?

A.結論、どこまでもいっていい🙆

最終的な決定権を持つのはもちろんクライアントですが、クライアントに渡すまでの決定権は自分が持っていると思った方が良いです!

デザインを学んでいない場合、一般ユーザーに近い目線を持っているとも言えます。学んでいないことを自信のなさにしなくても大丈夫です。

リクエスト(修正・変更依頼等)の内容としては、「理由があるかどうか」がポイントになります。変更・修正する意味や理由があるのなら、それは言うべきです。初めのうちは言語化が難しいかもしれないですが、見て違和感のない同じような構成のパーツを探して並べて、何がどう違うかを言葉にすると良いです!この表現に関しては頑張りどころです。

とはいえ、デザイナーの主張に配慮はすべきです。適宜ミーティングを挟むとより不安感が解消できるとも思います。他にも、カンプが上がってきたタイミングでデザインの意図を聞いておくとその意図を考慮してリクエストをすることができます。また、どこまでも完璧を追求することは良いことなのですが、完璧が作れたらいいけど正解がないのがデザインなので、時には妥協する選択肢も持っておくと良いでしょう!

Q.コーダーに渡すカンプ、どこまで内容を詰めたらいい?

A.正直なところ、気を使いすぎないでいい🙆

これに関してはデザイナーがどれだけ気を配るのかという問題だと思います。
例えば、ホバーしたらどうなるのかデザインがない等Web上での動きに関わるようなものの指示がない場合は、コーダーによしなにで渡すとopacityに変化つけるだけになるのでデザイナーの作ったトンマナでデザインをお願いした方が良いです。

ただ、コーダーにカンプを渡す前にコーダー目線で全部チェックして、数値も細かいところまで詰めて完璧にして、としてしまうと全員が疲れてしまう原因にもなります。少々数値がばらついているくらいであれば「迷ったら聞いてください!」で大丈夫です。→ピクパよりきれいな数値を優先の形にはなります

コーダーはある程度よしなに力が鍛えられており、何件か経験のある人だと左右で余白が少し違うくらいなら中央に揃えるのは勝手にやります。もしそれが意図して違うならカンプに書かれているはずなので…!

Q.チャットの構造はどうするべき?

A.案件によりけり、やりやすい形を探そう🙆

パターンとしては、以下が考えられます。

  • ディレクター・デザイナー・コーダーの3人のグループと、ディレクター・クライアントのグループ
  • ディレクターとデザイナー、ディレクターとコーダー、ディレクターとクライアントの各グループ
  • 全員同じグループ内にいる

最後のはあまり見ない形ではあります。

特に、制作側が制作会社ではなく全員が個人で活動している人間の場合には連携がそれぞれで取れる方がスムーズなこともあります。(※コーダーがカンプについてデザインを質問したい時など。ディレクターを挟むと2ラリー増える)ただ、これに関してやりやすいと思うのかやりにくいと思うのかは人それぞれなところもあるので、初めのうちはいくつか試してみるといいかもしれないです!

また、最後のパターンの場合はいきなり初稿が事故ったまま上がってくる可能性を考慮すると不安を感じる部分はあるかもしれない。ふわっとしてるな?と感じる場合はクライアントがいるところとは別で詰めていき、クライアントには「Webサイトの雰囲気はこんな感じで問題ないですか?」というように見てもらう場所を限定してあげると良いです。


いかがでしたでしょうか?
今回上がったご相談はディレクションをはじめたての時にものすごく悩むポイントです!!

特にWebサイト制作のディレクションというのは決まりきった型や正解がないので、聞く人によっても回答が違うこともあります🙆

そして違っても誰かが間違っているというわけでもありません。(間違いがないわけではないのがまた難しいところ…)

行動指針としては、自分で納得できてやりやすい・クライアントのためになるという選択ができるとベストです。が、とは言えそれすらも本当に大丈夫なのか心配になりますよね🥺

そんな時はぜひ、実案件相談チケットを使ってくださいね!🥳

課題提出用に組んでいる個別チャンネルからチケット使用の旨をお伝えください💪

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